腐女子な管理人による徒然ブログ。
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お待たせしました! 企画SS4本目は莉沙さまリクエストのルル争奪戦or学園皇族バレをお送りいたします! …書いてるうちにどっちも混ざった話になってしまいました; しかもまた尻切れトンボorz
ギャグを上手に書ける方を心から尊敬する今日この頃です。
それでは、続きからどうぞ!
ギャグを上手に書ける方を心から尊敬する今日この頃です。
それでは、続きからどうぞ!
【Really became like this why.】
ユーフェミア・リ・ブリタニアがアッシュフォード学園にて特区宣言を行った。ルルーシュにとってそれはまったくの予想外な出来事であった。それにより黒の騎士団は反対派と賛成派に分かれて罅が入りかけている状態で、どちらを選んでもルルーシュが今まで築いてきたものは崩れ去ってしまう。
生徒会室のモニターにはユーフェミアとそのすぐ後ろに控えるスザクの姿が映っている。スザクをナナリーの騎士にすることも叶わず、この上、ルルーシュの存在証明さって奪おうとするユーフェミアの姿をルルーシュはモニター越しに苦い気持ちで見つめていた。
『そこには差別や階級は存在しません。特区では日本人は日本人として生きられるのです!』
『ユーフェミア皇女殿下、今回特区設立に乗り出した理由はなんでしょうか?』
記者の声色には妙な含みがあった。おそらく皇女殿下の恋人と噂される騎士とのゴシップを聞きだしたいのだろう。ルルーシュは心の中で下種めと罵った。
負の感情というものに疎いユーフェミアはにっこりと笑みを浮かべる。
『ルルーシュとまた一緒に暮らすためですわ』
(……は?)
思わぬ言葉にルルーシュは自分の耳を疑った。
「おい、ルルーシュ。ユーフェミア様の言うルルーシュっておまえだったりして? って、そんなわけないよなー!」
リヴァルの能天気な言葉もルルーシュには届かない。ルルーシュはじっとモニターを凝視した。
『あら、わたくし今変なこと言いましたか?』
『ユフィ、今、ルルーシュって言ってたよ』
『まあ! 本音と建前が逆になってしまいましたのね』
『そんなことより、僕のルルーシュと一緒に暮らしたいってどういうことかな?』
『僕の!だなんて図々しい! ルルーシュはわたくしのです!!』
『寝言は寝て言ってくれないかな。ルルーシュは7年前から僕のだよ。(寝ている間に一方的に)キスだってしてるし、たまに泊まったりしてる。僕が軍務で今日はいけないって言うと寂しそうな顔するんだよ!』
『それがなんだって言うですか! ルルーシュはわたくしが濡れていると風邪を引かないように自らのお召し物を脱いでわたくしに掛けて下るし、運動が苦手なのにわたくしのために一生懸命食べ物をとって下さろうとしてくださいましたわ!』
止まらない姫と騎士の口喧嘩。恋人とまで噂されていたのにこの中の悪さは一体なんなんだろうと記者団は沈黙している。そうしてモニターは唐突にお花畑に変わった。
――只今、電波の状態が悪いためしばしお待ちくださいませ
(絶対電波の影響ではないと思う)
ルルーシュはフリーズしかけた脳内の片隅でそう思った。
「え! マジでルルーシュなわけ!?」
リヴァルから驚愕の、ニーナからは何故か嫉妬の視線を向けられる。この中で唯一ルルーシュの出自を知るミレイはルルーシュに小声で話しかける。
「ちょっと、どうなってんのよ?」
「俺が聞きたい…」
「お兄様!」
生徒会室にナナリーが入ってきた。だいぶ速いスピードで進んできたようでナナリーの髪が乱れていた。
「ナナリー、どうしたんだい?」
「お兄様、逃げましょう!」
「…え?」
「あの人達絶対ここへ来ます! 私のお兄様を渡したり絶対しません!!」
ナナリーは必死になってルルーシュの服の裾を掴んだ。ルルーシュはナナリーを落ち着かせようと肩膝をついてナナリーの手を握ろうとした。
「ルルーシュッ!!」
声と共に生徒会室にスザクとユーフェミアがものすごい勢いで入ってきた。その後ろから2人の様子に気圧されながらも記者たちもぞろぞろと入ってきた。
「ユフィにいくら行っても埒があかないんだ。君から僕のだって言ってやってくれないかな?」
「こっちの台詞です! ルルーシュはわたくしのだって教えてあげてくださいまし!」
あまりの出来事に今度こそ完璧にフリーズしたルルーシュを庇うように、ミレイが間に割って入る。
「ユーフェミア皇女殿下、人違いでは…」
「あ! 貴方はミレイ・アッシュフォード! わたくしを差し置いてルルーシュの婚約者になったあの恨み今もまだ忘れていませんわよ!」
「ちょ、会長! どう意味なんですか!?」
「リヴァルは引っ込んでて!」
「貴方のような年増がルルーシュの婚約者だなんて、この世の終わりです!」
「と、年増ですって?! だいたいユーフェミア様はルルーシュとは兄妹なんですから、婚約出来るわけないでしょう……あ、」
はっと口元を押さえるミレイ。だが時すでに遅し、である。
「まさか、ルルーシュって皇族なわけ…?」
こうして、全国ネットでルルーシュが7年前に亡くなったとされていたルルーシュ・ヴィ・ブリタニアであることが判明し、アヴァロンに乗ってやってきたシュナイゼルに強制送還されたルルーシュは皇族として復帰することになってしまったのであった。
******
ルルーシュが可哀相な話…orz
生徒会室のモニターにはユーフェミアとそのすぐ後ろに控えるスザクの姿が映っている。スザクをナナリーの騎士にすることも叶わず、この上、ルルーシュの存在証明さって奪おうとするユーフェミアの姿をルルーシュはモニター越しに苦い気持ちで見つめていた。
『そこには差別や階級は存在しません。特区では日本人は日本人として生きられるのです!』
『ユーフェミア皇女殿下、今回特区設立に乗り出した理由はなんでしょうか?』
記者の声色には妙な含みがあった。おそらく皇女殿下の恋人と噂される騎士とのゴシップを聞きだしたいのだろう。ルルーシュは心の中で下種めと罵った。
負の感情というものに疎いユーフェミアはにっこりと笑みを浮かべる。
『ルルーシュとまた一緒に暮らすためですわ』
(……は?)
思わぬ言葉にルルーシュは自分の耳を疑った。
「おい、ルルーシュ。ユーフェミア様の言うルルーシュっておまえだったりして? って、そんなわけないよなー!」
リヴァルの能天気な言葉もルルーシュには届かない。ルルーシュはじっとモニターを凝視した。
『あら、わたくし今変なこと言いましたか?』
『ユフィ、今、ルルーシュって言ってたよ』
『まあ! 本音と建前が逆になってしまいましたのね』
『そんなことより、僕のルルーシュと一緒に暮らしたいってどういうことかな?』
『僕の!だなんて図々しい! ルルーシュはわたくしのです!!』
『寝言は寝て言ってくれないかな。ルルーシュは7年前から僕のだよ。(寝ている間に一方的に)キスだってしてるし、たまに泊まったりしてる。僕が軍務で今日はいけないって言うと寂しそうな顔するんだよ!』
『それがなんだって言うですか! ルルーシュはわたくしが濡れていると風邪を引かないように自らのお召し物を脱いでわたくしに掛けて下るし、運動が苦手なのにわたくしのために一生懸命食べ物をとって下さろうとしてくださいましたわ!』
止まらない姫と騎士の口喧嘩。恋人とまで噂されていたのにこの中の悪さは一体なんなんだろうと記者団は沈黙している。そうしてモニターは唐突にお花畑に変わった。
――只今、電波の状態が悪いためしばしお待ちくださいませ
(絶対電波の影響ではないと思う)
ルルーシュはフリーズしかけた脳内の片隅でそう思った。
「え! マジでルルーシュなわけ!?」
リヴァルから驚愕の、ニーナからは何故か嫉妬の視線を向けられる。この中で唯一ルルーシュの出自を知るミレイはルルーシュに小声で話しかける。
「ちょっと、どうなってんのよ?」
「俺が聞きたい…」
「お兄様!」
生徒会室にナナリーが入ってきた。だいぶ速いスピードで進んできたようでナナリーの髪が乱れていた。
「ナナリー、どうしたんだい?」
「お兄様、逃げましょう!」
「…え?」
「あの人達絶対ここへ来ます! 私のお兄様を渡したり絶対しません!!」
ナナリーは必死になってルルーシュの服の裾を掴んだ。ルルーシュはナナリーを落ち着かせようと肩膝をついてナナリーの手を握ろうとした。
「ルルーシュッ!!」
声と共に生徒会室にスザクとユーフェミアがものすごい勢いで入ってきた。その後ろから2人の様子に気圧されながらも記者たちもぞろぞろと入ってきた。
「ユフィにいくら行っても埒があかないんだ。君から僕のだって言ってやってくれないかな?」
「こっちの台詞です! ルルーシュはわたくしのだって教えてあげてくださいまし!」
あまりの出来事に今度こそ完璧にフリーズしたルルーシュを庇うように、ミレイが間に割って入る。
「ユーフェミア皇女殿下、人違いでは…」
「あ! 貴方はミレイ・アッシュフォード! わたくしを差し置いてルルーシュの婚約者になったあの恨み今もまだ忘れていませんわよ!」
「ちょ、会長! どう意味なんですか!?」
「リヴァルは引っ込んでて!」
「貴方のような年増がルルーシュの婚約者だなんて、この世の終わりです!」
「と、年増ですって?! だいたいユーフェミア様はルルーシュとは兄妹なんですから、婚約出来るわけないでしょう……あ、」
はっと口元を押さえるミレイ。だが時すでに遅し、である。
「まさか、ルルーシュって皇族なわけ…?」
こうして、全国ネットでルルーシュが7年前に亡くなったとされていたルルーシュ・ヴィ・ブリタニアであることが判明し、アヴァロンに乗ってやってきたシュナイゼルに強制送還されたルルーシュは皇族として復帰することになってしまったのであった。
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ルルーシュが可哀相な話…orz
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わぁぁ!ありがとうございますヾ(≧∇≦)〃
読んでるだけで顔がにやけてしまいますっ
まさに希望通りで、私の暴走リクを…
こんな面白い作品にしてくれて、本当にありがとうございますv……幸せです!!
この話のユフィとスザクのキャラが、かなり素敵すぎます♪
って、スザク寝てる間に勝手にですか…(笑)
明るい話やルルが愛されてる話は心が和みます~v
ヤバイ…顔がにやけっぱなしです///
ミレイさんが過去ルルの婚約者だった…っていう設定良いですよね
何気に公式設定だったら良いのに…と思ってしまいます
全開のコメント返しで書かれていた「叫び」MAD、しっかりマイリストにいますよ~
私も怪しいのでいっぱい(笑)
棗さまも知っていらっしゃるかもですが、
「そしてお前に出逢えただけで」とか「あなたが…いない」とか、捏造万歳!です
ギャグなら…ホット○ッパーとソードマスター面白いですよ~
う。。すみません
違う方向に話が飛びましたo(- -;*)ゞ
本当に本当に、理想どおりの素敵な作品ありがとうございます♪
Eternal trinity ですっかりファンになりましたが
今回の企画で、棗さまのいろいろな作品が読めて、すごく楽しいです。
あらためて、10000hits万歳ですっ
読んでるだけで顔がにやけてしまいますっ
まさに希望通りで、私の暴走リクを…
こんな面白い作品にしてくれて、本当にありがとうございますv……幸せです!!
この話のユフィとスザクのキャラが、かなり素敵すぎます♪
って、スザク寝てる間に勝手にですか…(笑)
明るい話やルルが愛されてる話は心が和みます~v
ヤバイ…顔がにやけっぱなしです///
ミレイさんが過去ルルの婚約者だった…っていう設定良いですよね
何気に公式設定だったら良いのに…と思ってしまいます
全開のコメント返しで書かれていた「叫び」MAD、しっかりマイリストにいますよ~
私も怪しいのでいっぱい(笑)
棗さまも知っていらっしゃるかもですが、
「そしてお前に出逢えただけで」とか「あなたが…いない」とか、捏造万歳!です
ギャグなら…ホット○ッパーとソードマスター面白いですよ~
う。。すみません
違う方向に話が飛びましたo(- -;*)ゞ
本当に本当に、理想どおりの素敵な作品ありがとうございます♪
Eternal trinity ですっかりファンになりましたが
今回の企画で、棗さまのいろいろな作品が読めて、すごく楽しいです。
あらためて、10000hits万歳ですっ
UPが遅くなってしまい申し訳ありませんでした; 喜んでいただけて嬉しいです!
>この話のユフィとスザクのキャラが~
気が付いたら真っ黒でした(笑) この設定だとあくまでスザクの片思いですので、一方通行です。僕って言ってるけど、俺スザク!
>ミレイさんが過去ルルの婚約者だった~
私もこの設定好きなんですよ!なのでねじ込んでみたんですが、莉沙さまが同士でよかった! ちなみに私ロイミレも好きです!(聞いてない)
>全開のコメント返しで書かれていた「叫び」~
あ、やっぱり(笑) 「そして~」「あなた~」はがっつり嘗め回すように見てました(オイ) ホットペッパーは知ってますが、ソードマスターは見たことなかったので、今度見てきますね!
今回はリクエストくださり、本当にありがとうございます! これからも莉沙さまに楽しんでいただけるように頑張ってスザルルを書いていきたいと思います。よかったらお付き合いくださいませ♪
>この話のユフィとスザクのキャラが~
気が付いたら真っ黒でした(笑) この設定だとあくまでスザクの片思いですので、一方通行です。僕って言ってるけど、俺スザク!
>ミレイさんが過去ルルの婚約者だった~
私もこの設定好きなんですよ!なのでねじ込んでみたんですが、莉沙さまが同士でよかった! ちなみに私ロイミレも好きです!(聞いてない)
>全開のコメント返しで書かれていた「叫び」~
あ、やっぱり(笑) 「そして~」「あなた~」はがっつり嘗め回すように見てました(オイ) ホットペッパーは知ってますが、ソードマスターは見たことなかったので、今度見てきますね!
今回はリクエストくださり、本当にありがとうございます! これからも莉沙さまに楽しんでいただけるように頑張ってスザルルを書いていきたいと思います。よかったらお付き合いくださいませ♪
コメントいつもありがとうございます!
>そして……何気に今回1番得を~
実はさりげなくシュナ様お持ち帰り★ 嫌がるルルを悠々とした笑みで連れ去ったに違いない彼はちゃっかり得をしたようですが、そのあと複数の人間に仕返しされたとかしないとか(笑)
きっとルル争奪戦inブリタニアでも始まると思います(笑)
>そして……何気に今回1番得を~
実はさりげなくシュナ様お持ち帰り★ 嫌がるルルを悠々とした笑みで連れ去ったに違いない彼はちゃっかり得をしたようですが、そのあと複数の人間に仕返しされたとかしないとか(笑)
きっとルル争奪戦inブリタニアでも始まると思います(笑)