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腐女子な管理人による徒然ブログ。
2024/11
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 仕事しながらもずっとルルーシュのことを考えてました。
 基本的にDVDが出るまでは1回しか放送観ない私ですが、FINAL TURNだけは3回観ました。まだBパートになると胸が痛くなります。ラストは未だに涙が止まりません。

 自分はギアスという番組が、ルルーシュが大好きなんだと実感してます。

 まだ完璧に気持ちの整理がついたわけではありませんので、支離滅裂な感想になると思いますが、自分の中の区切りをつけるという意味でも、感想を書こうと思います。





▼Aパート

 ルルーシュとナナリー。憎しみを集めるとか考え方が一緒なんだなぁ、やっぱり兄妹だ。
 しかしルルのナナリーに伝わらない「愛してる」は切ない。ルルって酷いこともたくさんしてるけど、その行動の源にあるのは愛なんだと思う。だからこそ、ルルが好きになる。ルルが自分の私欲で動くだけのキャラならこんなにも好きになんてならなかった。
 ナナリーの言葉に傷付きながらも仮面を被り続けたルル。シュナイゼルの言葉を借りるなら、仮面を被り続けた者が勝つ、ってことですが…
 リヴァルとミレイの会話も切ない。本当にその気持ちよくわかる。私もただルルやスザクや他の皆が幸せになってくれるなら、それだけでよかった。世界の平和なんていらないと思うから。
 戦闘の画面が切り返されながらも繋がっている各キャラの台詞繋ぎが秀逸でした。すごい、の一言。
 いろんなところで言われてるジノのキャラについて。終盤のあの良くわかんなさは、スザクvsカレンにする為の繋ぎにしか見えない。いいキャラなので、もっとジノがどうしてそう行動するのかがわかる描写が欲しかったなー
 スザクvsカレンもすごく良かった。まあカレンが何故急に「ルルーシュ倒す!」みたいな話になったのかが、ちょっとわかり辛かった気がするけど。
「自分と…俺とルルーシュにはやらねばならないことがある!」かっこよかった! スザクって特にR2では何を考えてるかわかんない部分が多かったので、ああいうふうに感情出してくれると安心する。
 ジェレミアがすごくかっこいい…かっこいい
 そうして、ダモクレスと手に入れ、世界を手に入れたルルーシュ。あああ、もう!


▼Bパート

 スザクの墓にすげーびっくりした。スザクは死ぬとしてもルルより後だ、と思っていたので少し焦りました、が、まあ後程『ゼロ』が来た瞬間に「こうゆうことかーーーーーー!!」って叫ぶことになりましたが。
 リヴァル切ない…でも、あの台詞と表情から察するにルルに憎しみを向けてるようには見えなかった。どちらかというと嘘だろって、信じたくないんだってそんなように見えた。自分の色眼鏡ですが。
 とりあえずシュナイゼルとナナリーの特別仕様な衣装に少し驚いた。ナナちゃんは可愛いとか思いましたが、シュナイゼルどうなんだ。激しく違和感。

 そして、ついに『ゼロ』が現れる。

 たぶん他の皆様もそうだと思いますが、『ゼロ』が来た瞬間、もう展開が読めたんではないかと。ギアスはいい意味で視聴者の読みを超えていった番組なので、もしかしたらと一縷の望みをかけたりしたのですが、ここは読みを外しませんでしたね。
 相変わらず人間業ではない動きでルルの元へ。そして剣を構え…1回目はここでもう号泣してしまい、駄目でした。3回目でようやく泣きながらも観ることが出来ました。
 最後の2ヶ月にあった2人の会話。「どうしても、やるのか」のスザクの台詞が痛い。スザクだって憎んで憎んで何度も殺したいと思ったルルを本当に殺すことは出来ないんだと、ルルの愛という本質を良く知ったスザクだからこそ、辛かったんだと、そう思いたいです。
 でもスザクはルルが望んだからそれを実行したんですよね。重ねてきた罪を贖う為に、なにより愛する(私の妄想)ルルーシュの為に、世界の、明日の為に。
 思えばルルはシュナイゼルによって騎士団に裏切られたときから、もう死ぬことを決意していたんですよね。最初はシャルルを道連れに死のうと、けれど真実を知って明日をつかむ為に、って。
 ホントこんなんないよ! 18歳ってまだ子供です。子供が世界を買える為の犠牲になるなんて間違ってる! それを成さねばならないのは大人だ! 子供は大人が切り開いた明日を生きる権利があると思うのです! だからこそ、重い宿命を背負ったスザクとルルがかわいそうで仕方がない。
 願いとギアスは似ている。まさにそうだと思います。ただ違うのはそこに強制力が伴うか、伴わないか。とある動画ではギアスが願いなんてキレイすぎる、呪いで充分だ、というコメントを見かけましたが、そもそも願いと呪いが似ているのだからそういう言い方はないんじゃないかと。どちらも人の感情から出てくるのもであり、その感情の方向がプラスかマイナスかってだけなのではないのでしょうか。
 ルルが刺された後のスザクとのやり取りがまた切ない。スザク泣いてるよ!
 あそこでルルが「罰」という言い方をしたのはスザクに対しての優しさなんじゃないかとスザクは死にたがりで、ずっと自分を裁いて欲しいと願っていた。だからこそルルは「罰」という形をとってそれでもスザクに生きて欲しいと願ったんじゃないかと。スザクもそれをわかっているからこそ、涙を流しながらもそれを受け入れた。
 ルルの手がやけに優しく仮面に触れたのは最後の励ましだったのかな、頑張れよ、生きてくれよ、後は任すよって。スザクもあそこでルルの死に逝く体を支えてあげたかったんだろうな、と。でも、それはスザクとして死に、『ゼロ』として生きなければならないスザクには許されない行為で…
 ルルの血で描かれた十字架。他の方の感想で見るまで気がつきませんでした。というか、そこまで気が回らなかった。
 せめてもの救いだと感じたのが、最後にナナリーがルルに「愛してます」って言ってくれたこと。ルルの死を泣いてくれた人がいることです。
 ナナリーのあれがショックイメージだという考えもあるらしくルルは実はコード継承して生きてるんだ説もあるようですが、私個人の考えとしてはそれはないだろうな、と。
「撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ」の考えに殉じたルルが、そんな抜け穴を残すとは思えないのです。ルルはゼロとして酷いことたくさんしてきましたが、それは全て目標の為に必要だとそう思ったからです、ルルの目標である明日の為に自分の死が必要であるならば、ルルは簡単に命を差し出してしまうと思うんです。
 今までルルがこんなところで死んでたまるか!って思えていたのは遺されるナナリーの為。ナナリーはもう自分の道を歩んでいるのだと、Aパートで実感したルルが自分の命を惜しむとは思えない。
 なんでこんなに自己犠牲の精神があるんだよ!しかも無自覚なままに!ばか!大馬鹿者めぇ!
 またもとある動画でルルは死んで当然とのコメントを見受けましたが、死んでいい命があってたまるか! だからこそルルが犯した罪は許されないものでしょう、けど、死んでいいなんてことは絶対似ない!!
 哀しいし、辛いし結末です。私は世界の明日なんかよりもルルの笑顔が欲しかった。だから、哀しくてしょうがない。けど、ルルがその命を精一杯使って足掻いてきたその奇跡を、その結果をしっかりと受け止めなくてはならないと思います。ルルを愛しているのならばこそ、受け入れるのも必要だと。
 カレン、神楽耶、藤堂は気が付いたように見えました。世界中の人に憎まれ死んでいったルルーシュの本当を、ルルの限りない愛を少しでも多くの人が知ればいいと思います。
 ロイドたちの会話にあったものは人がどうして行動するのか、という意味のように感じました。そして、ルルにとって行動の源は、今まで関わって生きたたくさんに人との思い出。3人で過ごした優しい夏の日が原点なんだと、ルルの回想を観て思いました。

 本当にお疲れ様、ルルーシュ。もうゆっくりやすんでいいからね。
 スザクも辛い役目だったけど、良くやり遂げたと思う。これから生きて生きて、生き抜いて、いつの日にかルルにお疲れ様って言ってもらおうね。

 2人ともだいすきです。ずっとずっとだいすきです。








 …まぁ、だいたいこんな感じですが、ルルの死についてはやっぱりまだ感情は追いついていません。
 なので、ありえないとは思いながらもルル生存話を書くことになると思います(コードスザルル 反逆の管理人) また、ロスカラ2でルル生存EDがあると信じています。




 とにもかくにも、ルルーシュあいしてる!
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material by アルフェッカ

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