腐女子な管理人による徒然ブログ。
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もうアレだ…展開については…orz
ルルも、ロロも「ああー!」って感じで、救いはジェレミアとネリ様。どこぞのセブンに関してはもうなんて言っていいのか言葉もありません。好感度?下がりきりました\(^o^)/どうしたらいい
もしカレンがセブンにアレ漬けにされてしまったら…と言うIF話。
・セブンが救いようがないほど悪役
・中途半端な話
・その上、死にネタ
…ですが、それでもよろしかったらどうぞ
ルルも、ロロも「ああー!」って感じで、救いはジェレミアとネリ様。どこぞのセブンに関してはもうなんて言っていいのか言葉もありません。好感度?下がりきりました\(^o^)/どうしたらいい
もしカレンがセブンにアレ漬けにされてしまったら…と言うIF話。
・セブンが救いようがないほど悪役
・中途半端な話
・その上、死にネタ
…ですが、それでもよろしかったらどうぞ
14話派生【わたしの神様】
それをすればお母さんがいて、お兄ちゃんがいて、ああ、なんて幸せな日々。
そこにいれば幸せなの。だから、夢からあたしを覚まさないで。
* * *
「あれは…紅蓮二式…!」
黒の騎士団と対峙するブリタニア軍の母艦から見覚えのあるKMがこちらへ向かってくる。
存在を主張する赤のカラーリング、輻射波動が取り入れられた左右非対称な独特のフォルム、取り付けられたフロートシステムは見覚えのないものだが、あれは間違えなく紅蓮二式だった。
(カレンを捕らえるだけでなく、機体を利用するなど…!)
許せない、そう感じたのはルルーシュだけではなく、カレント共に辛い日々を耐え抜いた騎士団のメンバーもだった。機体を奪い返し、そしてカレンも必ず取り戻す。決意を胸に戦闘は開始された。
(おかしい)
ルルーシュは団員達に指示を送りながらも、そう感じていた。
(あの動きは…いや、しかし…)
紅蓮二式の動きはカレンと匹敵するのではないかと思うほどに高度なもので、団員達が驚きを隠。それ程にあの特殊な機体を乗りこなせるものなど、カレンぐらいだと自負していたのだからその驚きは更に大きい。
「まさか…」
黒の騎士団を率いてきたルルーシュだからこそわかるその機体の動き。あの紅蓮二式の動きはカレンと匹敵するどころか、まさしくカレンそのものだ。
(カレンが自らの意思で黒の騎士団を裏切るということは絶対にありえない。でも、もし自分の医師すら奪われた状態だったのなら――?)
そう、1年前偽りの記憶を植えつけられたルルーシュと同じように。
ダンッ!と、ルルーシュは拳を叩きつける。歯軋りがしそうなほどに強く、強く、奥歯を噛み締める。
「ラクシャータ! なんとかしてあの紅蓮と連絡は付けられないか!」
『私のつけてた緊急用の暗号回線が、プリン伯爵に気付かれてなければ可能のはずよ』
「やってみてくれ!」
もし、あの機体に乗るのがカレンであるのなら、出来るのなら鹵獲、出来ないのならカレンと戦うわけにはいかないのだから、撤退せねばならない。
『上手くいきそうよ、ゼロ』
「よし、こちらに回線を回せ!」
間を置いて、モニターが繋がる。そこに映っていたのは見覚えのある赤い髪――やはりカレンだったのだ。
「カレン!」
声を掛けるがカレンは俯いたままだった。
「カレン! おい、返事をしろ、カレン!」
『…ぃ、ちゃ… ぉ、 さ…』
「カ、レン…?」
『やだ、やだ、やだ、やだ! 消えないで! 行かないで! もう嫌なの!』
突然叫ぶように声を上げたカレンの顔は以前の彼女を知るものが見たら思わず眉を顰めるほどに変わっていた。顔色は悪く、目の下には隈ができ、唇は荒れ、瞳は焦点を結んでいない。
『殺さなきゃ、倒さなきゃ…』
何処か夢を見ているようなカレンの表情に重なるのは彼女の母親。リフレインのせいで体も心も壊された人が見せる、そんな表情。
『ゼロを殺せば、また、会える…!』
「カレン…っ!」
間違ってもカレンは自分からリフレインに手を出すなんてことはしない。彼女は母親を壊したそれを誰よりも憎み、嫌悪していたのだから。ならば、どうして…!
しかしルルーシュが考える間を与えることなく紅蓮二式が蜃気楼へと向かってくる。なんとか回避しようとするが、黒の騎士団のエースたるカレンから逃げ切るほどの技量はルルーシュにはない。
「くそッ」
紅蓮二式が蜃気楼を押さえ込む。そこへランスロットのヴァリスが向けられる。
「スザクめ、まさかカレンごと撃つつもりか!」
咄嗟にドロイドシステムを展開させようとするが先程紅蓮二式に接触されたときに一部損傷したらしく、上手く展開することが出来ない。
「カレン! ここで死ぬつもりか! 目を覚ませ!」
『これで、会える。また…』
恍惚をまたまやかしの夢に浸るそのときを思い描くカレンにルルーシュの言葉は届かない。
『ゼロ、君は世界から消えるべき存在だ』
ヴァリスが放たれる!その瞬間、ルルーシュは叫ぶ。
「お前は俺と、ゼロと日本を取り戻すんだろ! 紅月カレン!!」
迫り来る閃光。ルルーシュはせめてこの中途半端なドロイドシステムが攻撃に耐え抜いてくれること祈るしかなかった。死すら意識したそのとき、期待に大きな衝撃が走る。
『…あ、たしは 零番隊 、…紅月、カ…――――――!!』
紅蓮二式に突き飛ばされたのだと知ったのは、紅蓮二式がヴァリスの閃光に飲まれ消え去ってからだった。
「そんな…どうして…ッ カレン…!!」
呆然とするルルーシュに冷え冷えとした声が投げつけられる。
『リフレイン漬けの状態ですら悪魔の力は絶対、か』
「スザク…! おまえがいながらどうしてカレンにあんなことを!」
『手段を選ばない君が、俺が何をしようと文句を言う権利はないよ』
「まさか…おまえが!」
『ユフィを、シャーリーを殺し、そして今度はカレンすら身代わりするなんて、やはり君の存在は間違ってる』
『滅べ、ルルーシュ。お前が生んだ数多の罪を背負って』
******
こんな展開だけは全力で止めていただきたい。これ以上鬱にさせないで欲しい…orz
そういやネタバレになるのですが公式サイトの関係図でリヴァル→ルルーシュに不穏な感じが漂ってます…リヴァルまで死んじゃったりしないよね!? あ、あと、脚本の大河内さんがギアスの脚本を書き終わったそうですね。1部巻とかではなく、本当に完結だということで…どんな最後になるのか胃を痛めながら観ていきたいと思います(※読むときは反転願います)
ギアスが好きです。だからこそ、幸せにしてあげて欲しいと思うんです。
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