25話派生SS【ゆっくりおやすみ】

　仕事終わって、ワンセグ録画していたギアスを観ました
　もう、なんていうか…ルルーシュ、愛してる　それしか言えない
　こんなに泣いたのはいつぶりだろう


　※ネタバレしかないです。25話を視聴した上でどうぞ。

　――それでも、明日が欲しかった


　剣が細い体を貫き、想像を絶するような痛みが全身に走る。傷口から真っ赤な血が次々と溢れて、地を赤に塗り替えた。
　激しい痛みは血液が失われると同時に少しずつ和らぎ（正確には感じられなくなり）、残るのは思うように動かない体の感覚のみ。

　気が付くと、泣いていた。ナナリーが俺の手を取って。
　泣かなくていいんだ、ナナリー

　願い続けた世界の産声を聞きながら、意識は消えていった。











「もう、こんなにぼろぼろになって…兄さん、体力ないのに無理しすぎだよ？」


「ルルのばか！　全部自分で背負っちゃうとこ、直さなきゃダメでしょ！」


「ルルーシュは満足かもしれないけど、悲しんでる人だってたくさんいるわ」




「でも、そうだわ」

「そういうとこがルルなんだもんね」

「お疲れさま、兄さん」



　　――もう終わったよ。だからもう、ゆっくりやすんで












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　SSとも言えないものですが、とりあえず言いたい。
　ルルーシュ、ありがとう。おつかれさま。おやすみなさい。あいしてる。